センターについて
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概要

―聞こえの低下に対する科横断的・全人的治療を行う―

聴覚障害(難聴)による症状は、「聞き取れない」「電話ができない」などの生活・仕事への支障があるのにとどまらず、「気持ちが落ち込む」「疲れやすい」などの精神面への影響も大きく出ます。特に、高齢者における難聴は「認知機能低下」「うつ・不安」につながることから、現在社会的な注目が高まっています。また、小児期の難聴は言語・精神発達に大きな影響があることがわかっています。

そこで当院では、聴覚の専門医である耳鼻咽喉科・頭頸部外科を中心に、多くの科が協同して聴覚障害への科横断的な多面的診療を行うため、聴覚センターを新たに開設しました。多くの診療科が参画する聴覚センターは国内初であり、国内最高レベルの全人的な治療を行うことを目指しています。言語聴覚士、臨床検査技師、公認心理士とも連携して診療に当たります。
世界最先端の聴覚評価に基づき、聴力改善手術から補聴器、人工内耳など、患者さんに最適な治療が何かを判断し、治療を行います。「聞こえ」に困った方が訪れる「国内最高の砦」であり続けるセンターを目指します。

慶應義塾大学病院 聴覚センター

センター体制図

所属医師

センター長 大石 直樹(耳鼻咽喉科・頭頸部外科/准教授)
副センター長 文 鐘玉  (精神・神経科、メモリーセンター/特任准教授)
鳴海 覚志 (小児科/教授)
山田 祥岳 (放射線診断科/准教授)
センター員 松下 弘道 (臨床検査科/教授)
清水 良子 (予防医療センター、腎臓・内分泌・代謝内科/専任講師)
田村 亮太 (脳神経外科/助教)
長谷 学  (放射線診断科/助教)
西山 崇経 (耳鼻咽喉科・頭頸部外科/専任講師)
細谷 誠  (耳鼻咽喉科・頭頸部外科/専任講師)
島貫 茉莉江(耳鼻咽喉科・頭頸部外科/助教)
上野 真史 (耳鼻咽喉科・頭頸部外科/助教)
南 修司郎 (耳鼻咽喉科・頭頸部外科/非常勤講師)
稲垣 洋三 (耳鼻咽喉科・頭頸部外科/非常勤講師)
平賀 良彦 (耳鼻咽喉科・頭頸部外科/非常勤講師)
渡部 高久 (耳鼻咽喉科・頭頸部外科/非常勤医師)